1956-02-23 第24回国会 衆議院 建設委員会 第9号
○大高委員 技術的のことは私よく存じませんが、シャフト・キルンというのは非常に危險性のある装置でございます。かような装置をやることが果してよいかどうかということは、これは見解の相違でございますからあえて私が申し上げるまでもございません。しかしながら、この東北興業会社のセメント工場ができ上って稼働するころには、セメントも決して今日のような状況ではないと思います。
○大高委員 技術的のことは私よく存じませんが、シャフト・キルンというのは非常に危險性のある装置でございます。かような装置をやることが果してよいかどうかということは、これは見解の相違でございますからあえて私が申し上げるまでもございません。しかしながら、この東北興業会社のセメント工場ができ上って稼働するころには、セメントも決して今日のような状況ではないと思います。
結局におきましてビルマにおきます保管状況によりまして、雨期以後に入つて参りますものにつきましては相当の検査をいたしますが、輸送途中におきましてもそれの発性の危險性がございますので、原則といたしまして雨期以後の米は買わないということにして、この検査を厳重にいたしますと同時に、黄変米の発生を防止いたしておる次第でございますが、二十七年度に入つて参りました黄変米の処置につきましては、まずアルコール用及び蒸溜酒用
かくのごとく、価格協定を認めるということは、国民の利益を大きく侵害される危險性きわめて大なるものがあると言わざるを得ないのであります。この点に関し、通産大臣、農林大臣、経済審議庁長官の所信を承りたいと思うのであります。 質問の第四点は、合理化カルテルにおける品種協定に関する点であります。独禁法の根本理念は、自由競争によつて、よいものを安くつくり、安く売るということであります。
イギリスあたりを見ると、先ほど新谷君も質問されたように、一体このテレビジヨンの聽視者、こういうものが、果してさつき長谷長官が言われるように、ここにちやんと認められているような工合に、而も有料の公共放送が先にできて、そうして今のような計画をされる聽視者というものの開拓が容易にできるかどうか、イギリスのような公共放送を長く四年も五年もやつておつて、そうして民間放送をやるというのならば、これは私は非常に危險性
どうして第二項でこういうものを設け、こういうふうな修正をして、この前も申上げましたように、実は保護法案的性格のものが逆に制限法案になるような危險性があるのであります。この経緯をお聞きしないとわからないので、ざつくばらんにお聞きしたいと思います。
で、ポンプ屋との何らかの危險性がありはしないかどうかということを露骨に言つておるのですが、私はこんなに露骨に断定的なことは言いませんが、併し世人が或いはそういう疑いの眼を以て見ておる人も実はないではないと思いますから、そのことにつきましての自信ある一つ御答弁を願いたいと思います。まあ、ほかのこともありますが、その二つだけ一つ御答弁願いたい。両方からお聞きいたします。
今のところでは、法制局のほうでも、それから皆さんのほうでも、争いはないのだと、完全に効用は回復するのだ、或いは農林省令、通産省令による補償についても完全にやるのだと、こういう御決意でありますが、実際にはこれは残る危險性が多分にございます。残つた場合にどうするか、これについて一つお伺いしたいと思う。
現在より以上に政府による資金的援助を特定の民間企業に対して行うということは、又別の意味におきましては他産業との均衡を害するという危險性もあるという点からも困難である。
同時に、この民間航空の名によつて、若し軍備のための空軍の再建を意図するというようなことがありますなれば、これは我々は憲法の建前からも決して見逃すことのできない問題でありますので、これらのことが将来行われる危險性があるときには、飽くまでもこれを阻止するための反対を続けて行くという態度を明らかにいたしておいて、航空法に対する賛成の意思を表明するものであります。
私はここではただ、朝憲紊乱という概念が、旧憲法時代のものであり、判例も旧憲法時代以外には無いということ、政治上の主義、施策も明らかにならず、扇動と宣伝がどれだけ違うか、正当性又は必要性と必然性とがどれだけ異なるかも明白でないことを指摘し、各委員によつて二号りの公務執行妨害が大衆団体の集合、大衆行動の場合、警察、公安調査官によつて挑発せられ、繰り返さるる危險性が指摘せられたことを強調するにとどめます。
かくまで、一回ならず、二回、三回に亘つてこの條章を設けて、この法律の濫用の危險というものを制約しなくてはならないということを法律自体が国民に対しまして約束しなくてはならないという、それ自体が本法の危險性を表明して余りあるものと言わなくてはならんと思うのです。
○吉田法晴君 提案者に御質問を申上げるのでありますが、質問に入ります前に一言尋ねておきたいと思うのでありますが、それは、この破壊活動防止法が、民主主義、特にその基本的原則であります言論、集会、出版、結社の自由に対して大きな制限をなす法律の濫用の危險性があるのではなくして、(「元気がないぞ」と呼ぶ者あり)必然性があるのだとして、世論が国家に対して大きな意思表示をいたしました。
なお、これは今まで答弁がございませんでしたが、従来、政府からなされて参りました朝憲と天皇制の問題、或いは平和主義の問題、平和主義と政治上の主義施策に関する所見、或いは法の濫用の危險性と、汽車、電車往来危險罪と国鉄の争議の問題、公務執行妨害、職務強要とこの法律との関係、特に大衆行動との関係、或いはこの法律と治安維持法との差は、述べれば限りがございませんけれども、或いは団体の範囲についても、治安維持法は
○深澤委員 私はこの際、今まで政府がやつた農地改革等がくずれて行く危險性が非常にあると思うのです。そのくずれて行く一つの糸口は、飼料とか肥料とかいうものを一般の業者に取扱わせる。そうすると農村における一つの大きな資本的な、支配的な立場になつて来るのであります。従つて飼料代金、肥料代金のかわりに土地が收約せられて行くというような危險があるのであります。
○深澤委員 そういたしますと、二割程度割高のものが輸入されますと、国内飼料の価格の安定でなくてつり上げになる危險性が、ある程度あると思います。しかもそれを国内価格に準じて売るとすれば、政府補償という問題が起つて来るのでありますが、その間の処置はどういうぐあいにされますか。
ストライキのための貸出しであれば危險性が多いとか、あるいは賃金不拂いの場合の貸出しであれば危險性が少いとか、いろいろ軽重の差はありましようけれども、貸し出す目的によつて軽重の差はあつても、ストライキのための貸出しはいけないとか、賃金不拂いのための貸出しはいけないとか、こういう目的によつて差別をすべきものではなくて、すべて健全なお確実という面について貸出しをすべきである、こういうことを申し上げておるわけであります
要するに全体において実際の歳入額のほぼ三分の一程度は振興費として支出できる、特にこういう危險性の多い事業につきましては、相当の安全率を見込んで歳入予算を立てられるというようにも聞いております。またそれ自体としてはごもつともであると思いますので、年度途上において増収が確実になつた場合には、それのさらに三分の一程度は追加できる、こういうことになつておる次第でございます。
そういうふうにしてこの規定は迂濶に行くと脱法せられるというような危險性も非常に多い規定であります。どこまで行つたときにこれに当てはまると解すべきかということはまだ問題が残つておるような気がいたします。
それはその自分の分担いたしまする分野を通じて、国家社会を守るということになるわけでございまして、而も高度の危險性のある仕事でございますから、どうしても犠牲的精神を以てその職務を遂行するということが要請されると思うのでございます。その根本はやはり国家及び民族に対する大きな愛国心と申しまするか、そうしたものが基礎にならなければならん。これはもとより申すまでもないことだと存ずるのでございます。
私は先般来質疑をしたときに申上げたように、戰力の定義は、憲法第九條において全く政府と違つた見解を持つておるし、それが又正しいと信じておるわけでありますが、仮に政府の戰力の定義を認めるとしても、私は十一万の保安隊に非常な優秀な装備を持たすというと、政府のいう戰力になつて来るのじやないか、そういう危險性が国会としては何にも審議を通じて阻止する機会がないということになりますと、これは大変なことになるのじやないかと
とこうで問題は、或いは今申しました人を殺せとか、或いは火を付けろ、或いは内乱を起せとかような言動でありまするが、かような言葉は、これはその言葉が用いられる事態、官観的な事態如何によりましては、さような結果が惹起される危險性が極めて濃厚に相成るわけであります。
で、緊急調整の制度においてはさような漠然たる縛り方である結果として、国民生活に重大な損害というのでありますけれども、それが單なる経済的な意味における損害、或いは日常生活における不便といつたようなものを以てさえもストライキをチエツクすることができるという考え方になる危險性があるように思います。
なおその次にこういう條文を設けて、そうして内閣総理大臣が告示のときにその効力が発生するということになつて参りますると、告示と通告を受けた時間的ずれの間において何らかの政治的工作が行われるようなすきを與えるということになつて参りまして、せつかく自治体が合併その他を規定いたしました間に政治的の問題を引起すような危險性を持つておりますので、われわれはこの條文を削除いたしたいと考えているのであります。
ぐずぐず言うなと腕をまくるところに軍隊の持つ危險性があるのであつて、軍隊そのものの本来の目的は私は国の安全の維持以外に何ものもないと思うのです。侵略を予想する軍隊などは現代にあり得るはずはないと思う。
その理由といたしましてはいろいろございますが、われわれがどうしても見のがすことのできないところのものは、民営というようなものから生ずるところの外国資本による支配の危險性でございます。政府では、なるほど本法案で株式の所有者は日本人及び日本法人に限定しているとは申しておりますが、社債の所有に対しては無制限にこれを認めているのでございます。